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基本知識

バストの構造や仕組みを知って効果的にバストアップ!

By 桐山ぼんず

女性の象徴ともいえるバストは、大胸筋をベースに脂肪や乳腺葉などで構成されている部位。バストアップを図るのであれば、やみくもに何かを試すのではなく、まずはバストの構造を知ってからバストアップに励みましょう。今回はそんなバストアップのための基礎知識として、バストの構造や仕組みについてご紹介します。

自分のバストに自信はありますか?

女性のバスト

バストは女性らしいボディを象徴する部位ですが、形や大きさなどは人によってそれぞれ。男性から見るとバストは性の違いを感じさせるパーツで、大変魅力的なもの。

しかし女性からすると、バストは身体の一部。他人から見ると完璧なバストに見えても、本人は悩んでいるなんてこともよくある話です。他の女性のバストと比べ、「こんなバストになりたい」と憧れることもあるでしょう。

そのため、お店ではバストアップや乳輪の色を変化させるようなアイテムがたくさん販売されています。自分のバストに自信を持てるようになれば、温泉や銭湯でも隠す必要がなくなり、恋人に対しても良い印象を与えることができるでしょう。

バストで悩んでいる女性はたくさん

女性の多くは日々、美に対しての追求を行っています。代表的なところで言うと、お肌の質や体型などがあげられますが、体毛やメイク、ファッションに対しても敏感な女性はたくさんいます。それだけでなく、健康面やライフスタイルに重きを置いて、美を追求している人もいます。

中でも、女性らしいボディを作るバストに対しては理想を持っている方も少なくありません。とはいえ、バストはデリケートな部分でもあるので、悩みがあってもなかなか相談できない人も多いでしょう。

バストアップしたい!

バストの悩みの中で、トップクラスにあげられるのがサイズについてです。バストがふっくらと大きくなるのは女性だけの特権ではありますが、ある程度までしか成長しないケースもあります。こうなると理想通りのバストサイズにはならず、大人になっても全く成長しないこともあるでしょう。

女性のバストサイズは十人十色で、大きかったり小さかったり、形もさまざまです。他の人と比べるとバストが小さければ恥ずかしいと感じる人もいますし、逆に大きすぎるのもコンプレックスになるかもしれません。

しかし、大半の女性が求めるのはバストアップで、下着メーカーの調査でも実に8割の女性が「バストを大きく見せたい」と思っているのだそう。胸の谷間ができるくらいのバストサイズがあれば、セクシーなファッションにも自信を持つことができます。

バストは服の上からでも膨らみがわかる分、サイズがどうしても見た目で判別できてしまいます。そのため、小さいバストをコンプレックスと考える女性がたくさん存在しているのも事実です。

まずはバストの構造をチェック

胸を押さえる女性

バストの悩みの中で最も多いバストアップ。しかしバストアップを求める女性は、何をすればバストが大きくなるのか分からず、悩みとして抱える人も多いです。確かにバストの膨らみは女性にしかないですが、バストアップを望むのであれば、まずは胸の構造を理解し、知識を蓄えるようにしましょう。

バストの構造を全く理解せずにバストアップを図ろうとしたり、むやみやたらに専用のアイテムを使っても、バストが小さい理由がわからなければ失敗する可能性も高いです。バストの構造やさまざまな仕組みを知っておくと、バストアップのヒントを掴めるでしょう。

バストの構造▶︎クーパー靭帯

バストの構造の一つであるクーパー靭帯。バスト全体を支える骨組みの役割をしており、コラーゲンをもとにした繊維状の組織です。クーパー靭帯はバストのベースである筋肉や脂肪、皮膚や乳腺などを繋ぎ合わせる役割があり、胸の形や位置を支えています。

バストのハリを支える役目も担っており、美しいバスト作りの要といっても過言ではありません。クーパー靭帯は振動を与えると徐々に伸びていき、切れてしまうことがあります。一度切れると修復することはできず、バスト全体を支える力が弱り、少しずつバストが変形したり垂れ下がってしまいます。

クーパー靭帯が伸びたり切れたりする原因は、運動などによるバストの揺れや、バスト自体の重みもあります。このため、バストが大きい場合、垂れやすいのはこのクーパー靭帯が切れている可能性が高いのです。

また、加齢によるコラーゲンの減少でクーパー靭帯が弱体化するケースもあります。当然伸びたり切れやすくなるので、自然にバストが垂れていきます。

バストの構造▶︎乳腺葉 

バストは女性らしいスタイルになるだけでなく、母としての役割を担う部位でもあります。その代表的なものが、母乳を赤ちゃんに与えること。女性は赤ちゃんを出産すると母乳が出るようになりますが、乳腺葉は母乳を生成するためにも大切な組織です。

乳腺葉は「小葉」と「乳管」で一つの組織として成り立っており、一つの乳房に約15~20存在しています。小葉はブドウの房状の形をしており、母乳を生成する働きがあります。乳管は小葉で生成された母乳を乳首まで運び、乳児に与える役割を担っています。

乳腺葉は乳首を中心として放射能状に広がっており、乳房全体に広がっている組織でもあります。しかも乳がんを発症する組織としても知られており、多くは乳管に発症するといわれています。乳がんを摘出するために、乳首を含めた乳房全体を切除するケースが多いのも、乳腺の構造が原因とされています。

バストの構造▶︎乳管群

乳管群とは、乳腺葉の一部である乳管が集合している組織のこと。バストトップである乳首に存在しており、乳房内の乳管とも繋がっています。

乳管群は、乳腺用の一部である小葉で作られた母乳を、乳管経由で外に排出する役割をしています。乳管群は乳房内の組織とはいえ、比較的外とのつながりがある部分です。このため授乳中のトラブルが起こりやすいといわれており、乳児の噛み傷で炎症をおこしたり、細菌が入り込む可能性もあるので注意しましょう。

バストの構造▶︎大胸筋

大胸筋は筋肉の一種で、言わずと知れたバストを支える筋繊維でもあります。細かく分類すると「鎖骨部」「胸肋部」「腹部」の3構成になっており、鎖骨からアンダーバストまで広がっているのが特徴です。

鎖骨部は大胸筋の上部に位置し、鎖骨から肩にかけて筋繊維が伸びています。中部に当たるのが胸肋部で、ちょうどバストの真ん中あたりから肩にかけて伸びています。腹部はお腹の上部、アンダーバストあたりから肩に伸びる筋肉です。

大胸筋は主に胸板の厚みや、バストの高さを支える役割をしています。肩を動かす動作も司っており、体の動作においても重要な機能を果たしています。

大胸筋は筋肉なので、これが衰えると当然機能にも影響します。特にバストへの影響は顕著で、徐々に垂れ下がったり胸板も薄くなってしまいます。

バストアップには何をしたらいいの?

腕立て伏せをする女性

では、小さな胸をバストアップさせるためには一体どうしたら良いのでしょうか。

バストアップの方法▶︎大胸筋を鍛える

 

バストの構造やそれぞれの仕組みは、おわかりいただけたでしょうか。これらを見る限り、バストアップに最もアプローチしやすいのが、大胸筋や乳房内脂肪組織です。大胸筋はトレーニング次第で筋繊維を肥大させることができ、胸板を厚くしたりバストの位置を上げることが可能です。

バストのボリュームアップにも左右し、姿勢も良くなるのでボディ全体のスタイルアップに繋がっていきます。

バストアップに最適な大胸筋の強化方法は、腕立て伏せがおすすめ。1日5~10回をワンセットにし、慣れてきたら徐々にセット数を増やすのがいいでしょう。

バストアップの方法▶︎乳腺葉を育てる

乳房内脂肪組織は、増やすことでバストアップになりますがなかなか難しいです。体重を増やしても必ずしもバストアップができるわけではなく、下手をするとスタイルが崩れてしまうでしょう。

このため乳房内脂肪組織を増やす代わりに、乳腺葉を増やすのがおすすめ。実は乳房内脂肪組織は乳腺葉の数や大きさで決まると言われています。乳腺葉の数が多かったり大きいと、それだけ脂肪の量も多いという考え方になります。このため女性ホルモンの生成が重要なので、豆乳を摂取したりたっぷり睡眠を取るのもいいでしょう。

バストアップの方法▶︎バストマッサージを取り入れる

 

女性ホルモンの生成を促進しやすくするためにも、マッサージを行うのがおすすめ。バストマッサージは、乳腺葉や大胸筋への刺激でバストにハリが出たり、リンパ腺を含めて揉みほぐすので、血行促進やデトックス効果も期待できます。

バストマッサージを行うには、皮膚などを傷つけないようにオイルやボディクリームを先に肌へなじませるのがポイント。脇の下に指先を軽くつけ、胸へ滑らせるのを何度か行うのがベースとなります。鎖骨や脇の下にあるリンパ節を軽くもみほぐし、リンパ液を流しやすくするのもおすすめです。

バストアップの方法▶︎胸にフィットしたブラジャーを選ぶ

バストアップを図るのであれば、乳房内にあるクーパー靭帯の存在も忘れてはなりません。バストのハリや形にも影響しやすいので、日常的にクーパー靭帯をしっかりケアしておくこともポイントです。

その方法としておすすめなのが、ブラジャーの着用です。ブラジャーはバストを形成するだけでなく、クーパー靭帯の負担を減らす役割もあります。うまく機能させるためにも、自分の胸にしっかりフィットしたブラジャー選びが重要。ブラジャーを選ぶ際はネット通販などで適当に購入するのではなく、しっかり試着するのがおすすめです。

大手メーカーの小売店などでしっかりサイズを測ってもらいましょう。測ってもらうと、実はこれまでのブラジャーは自分のバストに合っていなかったなんて方も多いです。1年以上同じサイズのブラジャーを着用している方は、下着ショップで今のバストのサイズを測ってもらうようにしてくださいね。

バストアップの方法▶︎バストアップに良いサプリメントを取り入れる

バストアップを目指す方法として、サプリメントを取り入れる方法があります。これは女性ホルモンの生成がしやすいように、さまざまな成分が配合されており、女性ホルモンの働きを助ける作用もあります。

毎日飲むことで乳房内の各組織が発達、強化し、脂肪も増加するのでふっくらと柔らかいバスト作りを目指せます。サプリメントの中には、バストの脂肪を増やす成分が配合されたものもあるので、好みに合わせて選んでいきましょう。

ただし、効果には個人差があるので、効率よくバストアップするためにも運動やブラジャーを併用するのがおすすめです。


バストの大きさや形は人それぞれですが、理想のバストに近づけるためには、まず構造や組織の仕組みを知っておくと大きな強みになります。ダイエットや健康面でも活かせる知識なので、バストアップを図るのであればぜひ頭に入れておきましょう。まずは今着用しているブラジャーが適切なサイズかどうかのチェックから始めてみてくださいね。