バストケアの専門サイト

バストの悩み

バストにできてしまった肉割れ。どのようにケアすれば良い?

By 秋田まち

ふと気がつくと、バストに肉割れができていたら誰でも驚いてしまうでしょう。肉割れができた場所がよりにもよって女性のシンボルともいえるバストだとしたら、胸元の開いた服は着ることができなくなったり、パートナーに見られるのが恥ずかしいと感じたりすることで、悩みを抱えてしまうことになるかもしれません。
バストに肉割れができてしまったことで、もとの状態には戻らないだろうと諦めてしまう女性もいるようですが、本当にもとの肌状態に戻すことはできないのか、なぜバストに肉割れができてしまうのかについて確認してみましょう。さらに肉割れのケア方法についてもご紹介します。

バストが肉割れしている!

肉割れ

バストに肉割れができる原因の前に、肉割れとはそもそも何なのかを確認しておきましょう。
肉割れとは、急激に皮膚が伸びてしまうことで、皮膚の真皮が裂けて筋や線などになってあらわれることです。

皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織という3つの層でできています。表皮は柔らかく柔軟性があるのに対し、真皮は柔軟性がありません。そのため、何らかの事情で急激に皮膚が伸びると、真皮が耐えられなくなって裂けて筋や線ができてしまいます。

肉割れは、真皮を作るコラーゲンや弾性線維などの組織が裂けている状態ですが、赤紫の線となってあらわれるのは皮膚の下の毛細血管が透けて見えているからです。

バストが肉割れする原因

肉割れとしてあらわれる状態にも種類があり、たとえば皮膚の割れ目にそった凸凹の線状のシワとなっていることもあれば、皮膚が淡紅色から灰色になることもあります。

肉割れができたばかりのときには淡紅色だったものが、時間の経過によって灰色に変わることが一般的です。

特に肉割れは、妊娠・出産後のお腹やバストなどにできやすく、思春期の成長期に応じて、おしりや太ももの上側、ひざの裏、バストなどにできることもあります。

なお、出産後にお腹やバストにできる肉割れは、妊娠線と呼ばれていることが一般的です。妊娠しているときには、お腹が大きく膨らんでいて気が付かなかったけれど、出産した後でお腹の下部にたくさん線ができていることに気がつくこともあるようです。

バストが肉割れする原因①妊娠や肥満などによる体型の急激な変化

妊娠している女性

妊娠してお腹やバストが急激に大きくなることで妊娠線ができてしまう女性もいれば、中には急激に太ったことで肉割れができるという女性もいます。

また、真皮を含め、皮膚は乾燥や血流悪化で伸縮性や柔軟性が低下します。そのような状態で急激に体型が変化すると、皮膚に大きな負荷が加わってしまい、真皮が裂けて肉割れとしてあらわれることになるでしょう。

また、普段運動する習慣がない人がダイエットなどを理由として突然激しい運動を始めてしまうと、筋肉量が増えて皮膚が変化に追いつかずに、肉割れができる可能性も指摘されていますので注意しましょう。

バストが肉割れする原因②ストレスがコラーゲンを減少させている

人の副腎からは、副腎皮質ホルモンの一種である糖質コルチコイドが分泌されます。この糖質コルチコイドは、真皮に存在している線維芽細胞という細胞の増殖を抑えます。

一方、線維芽組織にはコラーゲンを産生する働きがあるため、副腎皮質ホルモンが多く分泌されてしまうと線維芽細胞が増えなくなり、コラーゲンの産生量が減少してしまいます。そうなると結果として、真皮を作る組織が不足してしまうため裂けやすくなってしまうようです。

糖質コルチコイドはストレスにより増加しやすいホルモンですので、ストレスを溜めない生活を送ることも大切です。

バストが肉割れする原因③無理なマッサージで肌トラブルが悪化

妊娠線や肉割れができた場合、マッサージを行ってできるだけ薄く目立たないようにしようとする女性も少なくないようですが、強い力で皮膚を圧迫してしまうと、血行障害や内出血など肌トラブルを引き起こす可能性があります。

マッサージをやり続けて内出血が起き、時間が経っても跡が消えないまま悪化してしまうこともありますので、無理な力でマッサージを行わないようにしてください。

バストの肉割れを解決するには?

クリームを手に出す女性

肉割れは時間が経過することでだんだんと目立たなくなってきますが、自然に消えてなくなることはありません。皮膚科などの医療機関で医療レーザーによる治療を行えば、目立たなくすることはできる可能性がありますが、完全に消し去ることは難しいと考えられます。

それでもやはり可能性がゼロでなければ、少しでも薄く目立たない状態にしたいと思うものでしょう。そこで、できてしまった肉割れを解消するための対策をいくつかご紹介します。

なお、医療機関で治療を受ける場合、保険診療と美容診療のどちらも行う皮膚科や、美容専門のクリニックで受けることが可能です。保険が適用されない治療を行う場合には、治療費がそれなりにかかりますし、効果が期待できる度合いも個人差があることは理解しておきましょう。

バストの肉割れを解決する方法▶︎ニベアクリームを塗る

肌に潤いを保つクリームとして知名度の高い「ニベアクリーム」は、大手化学メーカーである花王株式会社が製造販売しています。

このニベアクリームには、ミネラルオイルやワセリンなどの油性成分に、スクワランやホホバ油などの保湿成分が配合されています。保湿して肌を乾燥から防ぎ、肌の柔軟性を高めて美容成分を浸透させやすくなるとされているグリセリンも含まれていますので、肉割れを修復するというよりも予防するために有効といえます。

また、ニベアクリームにはホホバ油が含まれていますが、ホホバ油は真皮の亀裂を修復させてくれる効果が期待できるとされています。ビタミン類も含まれていますので、ホホバ油が浸透することによって肉割れを目立たなくする可能性は期待できるかもしれません。

ニベアクリーム

バストの肉割れを解決する方法▶︎バイオイルでケアをする

「バイオイル」とは小林製薬株式会社が2017年9月から、製造販売会社である南アフリカ共和国に本社を持つユニオンスイス株式会社と独占販売契約を結び、全国のドラッグストアなどで販売しているスキンケアオイルです。

現在、世界124カ国で販売されているほど、スキンケアオイル市場を牽引する代表ブランドのオイルといえます。

12年の研究を経て開発されたオイルが、ビタミンAやビタミンEとともに角質層の深部までスッと浸透することで、高い保湿効果を維持し、肌にできたキズやニキビの跡、妊娠線、肉割れなどをキレイにしてくれると考えられているようです。

Bioil(バイオイル)

バストの肉割れを解決する方法▶︎クリニックでヒルドイドを処方してもらう

皮膚科などで肌の乾燥を解消させるために処方されるクリームに「ヒルドイド」というクリームがあります。ヒルドイドの有効成分は「ヘパリン類似物質」ですが、ヘパリンとはヒアルロン酸などと同じ「ムコ多糖類」というグループの物質です。

ヘパリンは肝臓で生成されて体内に広く存在しますが、細胞同士の水分を保ったり、血行促進や血液が固まることを防いだりする働きがあります。

ヘパリン類似物質はヘパリンと似た作用を持つ天然由来成分なので、一般的な保湿クリームより高い保湿力と安全性が特徴です。血行を促すことで肌の新陳代謝や再生を促進し、傷跡などを修復する作用もあるとされています。

バストの肉割れを解決する方法▶︎レーザー治療を受ける

レーザーなどを使用することで、コラーゲン産生と皮下脂肪の分解、皮膚を強力に引き締めることによって、これまで治療は困難だといわれていた肉割れや妊娠線を目立たなくすることができるようです。

レーザー治療といってもいろいろな種類のものがありますが、肉割れの治療に用いられるのは「フラクショナルレーザー」というもので、レーザー光線を細かい点状に集約してドット状に照射します。

熱の力で肉眼では確認できない小さな穴を肌に無数に開けて、肌細胞が傷を修復しようとする働きから、コラーゲンの産生を活性化させようというものです。

従来のレーザー治療の場合、照射した肌の全体にダメージを与えるものが多かったようですが、このフラクショナルレーザーは照射した部位にもダメージを与えない皮膚が残ります。そのため、痛みを軽減し、施術してから回復するまでの時間をある程度抑えることができます。

ただし、まったく痛みを感じることなく治療ができるわけではありませんし、回復するまでの数日間は、赤みや軽い腫れが見られるといったこともありますので、治療した直後は日焼けをしたようなヒリヒリとした感覚が残ると理解した上で治療を受けるようにしましょう。

バストの肉割れを解決する方法▶︎炭酸ガス治療(炭酸ガスメソ)を試してみる

「炭酸ガス治療」とは、極細の針で真皮に直接炭酸ガスを注入する治療方法です。

炭酸ガスは血液中の酸素を放出させる作用がありますので、真皮に注入することにより血流を促し、肌の新陳代謝も改善させることができます。

また、炭酸ガスで肌に一時的なダメージを与えることで、レーザー治療と同じように肌細胞が傷を修復しようとする働きを利用してコラーゲンの産生を活性化させます。

もともとはフランスで妊娠線を解消させる治療だったので、海外では10年以上の治療実績がある上に、効果も高く見込め、副作用もほとんどないといわれています。


バストに肉割れができてしまったことで、人に見られると恥ずかしいと感じたり、胸元の開いた服を着ることができなくなったりという悩みを抱えている女性もいるかもしれません。肉割れとは、急激に皮膚が伸びてしまうことにより、皮膚の真皮が裂けて筋や線などになってあらわれた状態です。急激に体型が変化することであらわれやすいため、妊娠したときや最近太り気味という場合は注意が必要です。
ただし、肉割れができてしまっても、時間が経過していくと少しずつ目立たなくなります。自然に消えてなくなることはありませんが、できてしまった肉割れや妊娠線などを薄くすることができると考えられているクリームやオイルなどもありますので、できてしまった場合は試してみるとよいでしょう。
レーザー治療などを医療機関で受けることでも、肉割れを薄くすることはできるかもしれませんが、治療方法によってはどの医療機関でも受けることができるとは限りませんので、来院する前に事前に相談してみると安心です。