バストケアの専門サイト

バストの悩み

胸の肌荒れはなぜ起きる?肌荒れを引き起こす原因と7つの対処法

By 深井麻実

胸の肌荒れに悩んでいる女性は多いようです。ここでは、胸の肌荒れが起こる原因や胸の肌荒れの正しい対処方法についてご紹介します。

胸の肌荒れで悩んでいます。

胸に手を当てる女性

「肌荒れ」というと、顔を思い浮かべる人が多いですが、胸の肌荒れで悩んでいる人も少なくありません。胸が肌荒れしていると、胸元の開いた服を着られなかったり、デートで恥ずかしかったりと憂鬱です。

胸の肌荒れに悩んでいる人は適切な方法で対処し、改善を目指しましょう。

胸の肌荒れはニキビ!?

胸に起こる肌荒れは、ニキビであることが多いです。胸に肌荒れが起こっている場合、顔にできるニキビの原因であるアクネ菌のほかに、カビの一種マラセチア菌が増殖している可能性もあります。

■胸のニキビができるメカニズム
アクネ菌もマラセチア菌も皮膚にある常在菌の一つです。皮脂の過剰分泌や汗などが原因で毛穴が詰まると、肌にアクネ菌やマラセチア菌が増殖して肌荒れが起こります。

■胸のニキビの炎症段階
胸のニキビは白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビの段階を経ながら悪化していきます。白ニキビや黒ニキビは軽度ですが、赤ニキビは炎症を伴い、さらに悪化して膿が溜まると黄ニキビまで進行します。

黄ニキビまで進行すると、ニキビ跡ができる可能性が高くなります。胸の肌荒れが気になる場合は炎症が悪化する前に対処し、ニキビ跡を予防しましょう。

胸の肌荒れの原因は?

悩んでいる女性

胸は肌荒れが起こりやすいパーツの一つです。胸に肌荒れが起こる原因を確認してみましょう。

胸の肌荒れの原因①不衛生な衣服や下着の着用

外出時に着用した服はその都度洗濯する人が多いですが、部屋着は数日に一回しか洗濯しないという人は意外と珍しくありません。しかし、部屋着や下着が不衛生であれば、胸が肌荒れする可能性が高いです。

肌に直接触れる衣服や下着は、目に見えない皮脂や汗などを吸収しています。そのため、見た目はきれいでも、雑菌が繁殖している可能性が高いのです。特に、アクネ菌やマラセチア菌は皮脂や汗をエサとするため、数日間同じ衣服や下着を身に付けていると、増殖しやすいです。

服や下着を着用した時に増殖したアクネ菌やマラセチア菌が肌に移ると、肌荒れを引き起こしたり、悪化させたりするでしょう。

胸の肌荒れの原因②衣服や下着の繊維

衣服や下着に使われている繊維が肌荒れを引き起こすこともあります。特に、敏感肌の人は化学繊維などで肌荒れを起こしやすいと考えられています。

胸の肌荒れの原因③ホルモンバランスの乱れ

「生理前になると胸にニキビができる」「胸のほかに、あごにもニキビができやすい」と悩んでいる人は、ホルモンバランスが乱れているのかもしれません。

ホルモンバランスの乱れの影響で胸の肌荒れを起こしている場合、女性ホルモンのエストロゲンが不足してプロゲステロンが過剰になっている可能性が高いです。

■エストロゲンの働き
生理前に分泌量が増加するエストロゲンには、肌の水分を守る役目があります。肌の水分は外部の刺激から肌細胞を守るバリア機能の働きがあるので、エストロゲンが十分に分泌されている時は肌荒れが起こりにくいです。

■プロゲステロンの働き
生理前に分泌量が増加するプロゲステロンは、皮脂の分泌量を増加させます。皮脂はアクネ菌やマラセチア菌の餌になるので、プロゲステロンが過剰な時は胸が肌荒れしやすいです。

胸の肌荒れの原因④汗の影響

外出時は胸の汗を拭きにくいですよね。しかし、胸の汗を拭かずに放置していると、肌荒れが起こる可能性があります。

アクネ菌やマラセチア菌は蒸れた環境で増殖しやすいのです。そのため、胸に汗をかいた時に拭き取らずに放置して胸が蒸れてしまえば、肌にニキビができたり、炎症が悪化したりするでしょう。

また、汗を拭き取らなければ、毛穴が詰まって雑菌が繁殖しやすくなります。毛穴の中で雑菌が繁殖すれば、ニキビなどの肌トラブルにつながります。

胸の肌荒れの原因⑤スキンケアの影響

胸が肌荒れしていると、汗や皮脂などの汚れを落とすために、ボディソープでゴシゴシと洗ってしまいます。ところが、ボディソープを使ったり、力を入れて洗ったりすると、必要な皮脂や角質が取り除かれて乾燥します。

乾燥した肌はバリア機能が低下しているため、雑菌などの影響を受けて肌荒れを起こしやすいです。

また、使用しているボディソープやボディクリームに含まれている成分が肌に合っていない時も肌荒れを起こすことがあります。

胸の肌荒れの原因⑥通気性の悪い下着の着用

アクリルやポリエステルなどの化成繊維を使った下着は華やかで可愛いですが、通気性が悪く、蒸れやすいです。蒸れると、アクネ菌やマラセチア菌が繁殖するため、日常的に通気性の悪い下着を着用している人は肌荒れを起こしやすいでしょう。

胸の肌荒れの原因⑦紫外線の影響

胸元が開いた服や水着を着用している時は胸も紫外線を浴びます。紫外線は肌にダメージを与え、バリア機能を低下させるため、紫外線を浴びた後は肌荒れを起こしやすいです。

胸の肌荒れの原因⑧シャンプーや整髪料の洗い残し

シャンプーや整髪料をしっかりと洗い流せていない場合も、肌荒れを起こす危険があります。肌に残ったシャンプーや整髪料は毛穴詰まりの原因です。毛穴詰まりが起こると、アクネ菌やマラセチア菌が増殖して炎症が起こるので、肌荒れを起こす可能性があります。

胸の肌荒れの原因⑨熱いお湯の刺激

熱いお風呂に入ったり、熱いお湯でシャワーを洗い流したりしていると、肌が乾燥することがあります。肌が乾燥すれば、バリア機能が低下するので、肌荒れが起こりやすいです。

特に、42度以上のお湯で体を洗っている人は肌が乾燥して肌荒れを起こすリスクが高いと考えられています。

胸の肌荒れの対処法

ブラジャーを選ぶ女性

胸が肌荒れしていると、おしゃれを楽しめなかったり、自分に自信を持てなかったりします。肌荒れが気になる人は適切な方法で対処して、綺麗な胸を目指しましょう。

胸の肌荒れの対処法を見ていきます。

胸の肌荒れの対処法①肌荒れしにくいブラジャーを選ぶ

かわいいブラジャーは肌荒れしやすい素材で作られているものが多いです。肌荒れを起こしている時はデザインではなく、素材や締め付けを重視してブラジャーを選びましょう。

■肌荒れしにくい素材
コットンやシルク100%のブラジャーは、通気性や吸湿性に優れています。そのため、汗をかいても蒸れず、アクネ菌やマラセチア菌が繁殖しにくいです。

特に、肌が敏感な人はオーガニックの天然素材でできたブラジャーを使うと、繊維による肌荒れの悪化を予防できるでしょう。

■締め付けが少ない
ブラジャーの締め付けが原因で肌が刺激を感じ、肌荒れを起こすこともあります。締め付けによる肌荒れは黒ずみにつながる可能性もあるため、胸が肌荒れを起こしている時は締め付けが弱いブラジャーを着けましょう。

自分のサイズに合ったブラジャーでも締め付けが強く感じる場合は、ノンワイヤータイプなどを選択するのがおすすめです。

胸の肌荒れの対処法②髪を結ぶ

髪にはたくさんの雑菌が付いています。長い髪が胸に当たると、雑菌が付いて肌荒れが悪化する可能性があるため、髪が長い人は胸に当たらないように髪を結んでおきましょう。

寝る時は髪をまとめられるナイトキャップを使用するのもおすすめです。

胸の肌荒れの対処法③ストレスをため込まない

ストレスが蓄積されると、ホルモンバランスが乱れたり、肌のバリア機能が低下したりしやすいです。ストレスを抱えている人は適度に発散して、肌荒れを予防しましょう。

■ストレスの発散方法
「ストレスは現代病」と呼ばれていることからもわかる通り、現在はストレスを抱えている人が多いです。そのため、ストレスをまったくためずに生活するのは簡単ではありません。

ストレスを感じている人は、自分なりの発散方法を見つけて肌荒れを予防しましょう。ストレスを発散したい時は趣味を楽しんだり、友人と話したりするのがおすすめです。

胸の肌荒れの対処法④睡眠不足を解消する

睡眠不足になると、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促進する成長ホルモンの分泌が妨げられたり、女性ホルモンのバランスが乱れたりします。胸の肌荒れに悩んでいる人は睡眠不足を解消し、肌荒れの悪化を予防しましょう。

■睡眠不足を解消する方法
睡眠不足の人は日中に体を動かしたり、起きた後に朝日を浴びたりすると、ぐっすりと寝られるでしょう。寝つきが悪い人は睡眠前にアロマオイルでリラックスしたり、睡眠前のスマホやパソコンの使用をやめたりすると、眠りにつきやすいと考えられています。

胸の肌荒れの解消法⑤食事に気をつかう

揚げ物や甘いものばかりを食べていると、肌荒れが悪化することがあります。胸の肌荒れが気になっている時は栄養バランスの整った食生活を送り、肌荒れの改善を目指しましょう。

■肌荒れの改善に効果を期待できる栄養素
肌荒れを起こしている時は、大豆イソフラボンやビタミンを積極的に摂取するのがおすすめです。

・大豆イソフラボン
大豆や納豆、豆乳、豆腐、油揚げなどに含まれている栄養素。体内でエストロゲンと似た働きをするため、女性ホルモンのバランスが乱れて起こる肌荒れの改善に効果を期待できます。

・ビタミンB6
レバーやいわし、マグロなどに含まれている栄養素。肌のターンオーバーを促進して肌荒れしにくい肌に導きます。

・ビタミンE
アーモンド、アボカド、うなぎなどに含まれている栄養素。紫外線などの刺激から肌を守るのに役立ちます。

胸の肌荒れの解消法⑥適切な方法で肌をケアする

胸が肌荒れしている時は適切な方法でケアすることも大切です。

■汗はこまめに拭き取る
汗をかいた時はこまめに拭き取りましょう。タオルでゴシゴシと擦るのではなく、優しくタオルを当てて汗を吸収すると、肌荒れを予防できます。

■保湿する
乾燥している時は胸も化粧水や乳液などで保湿しましょう。保湿すると、バリア機能が高められて肌荒れの改善を目指せます。

■肌に合うボディソープやボディクリームを使う
胸の肌荒れが治らない時は、ボディソープやボディクリームを新しいものに替えてみるのもおすすめです。ボディケアに使っている化粧品の成分が肌に合っていなかった場合、違う化粧品を使うと、肌荒れが改善されることがあります。

■ぬるま湯で洗う
熱いお湯で胸元を洗うと、肌荒れが悪化することが多いです。肌荒れを起こしている時はぬるま湯で肌を洗い、乾燥を予防しましょう。

胸の肌荒れの解消法⑦病院へ行く

炎症を伴う赤ニキビや黄ニキビ、帯状疱疹や蕁麻疹などの病気は自分で対処しても治らない可能性も高いです。自分でできる対処法を試しても胸の肌荒れが治らない時は、肌荒れの悪化を防ぐためにも、早めに皮膚科に行くことをおすすめします。

皮膚科に行くと、抗生物質や抗菌薬などの症状に合わせた薬を処方してもらえます。


胸の肌荒れは下着や汗、シャンプーの洗い流しなどで余計に悪化してしまいます。肌荒れが気になる人は正しい方法で対策して、美しい胸を手に入れましょう。