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バストが垂れる7大原因をチェック!それぞれの対処法もご紹介

By 中本佳子

バストが垂れてしまうと見た目も悪く、老けて見えてしまいます。またバストが垂れる原因は加齢だけでなく普段の生活習慣も大きく影響しています。今回はバストが垂れる7大原因を検証し、それぞれの対策についてご紹介します。

バストが垂れる原因とは?

バストを気にする女性

バストが垂れる原因は、加齢や出産が原因だけではありません。実は私たちの生活習慣や普段の姿勢も、バストが垂れる原因として大きく影響しています。

私たちのバストは主に、
・母乳を作る「乳腺」
・乳腺を保護する「脂肪組織」
・バストの土台である「大胸筋」
・内部から支える「クーパー靭帯」
などで構成されています。

バストが柔らかいのは、全体の約9割が脂肪でできているためです。大胸筋はあくまでも土台でバストそのものに筋肉はなく、コラーゲン繊維でできた組織のクーパー靭帯が重みを支えています。そのクーパー靭帯が伸びてしまうことが、バストが垂れる原因として考えられています。

またクーパー靭帯だけでなく、ホルモンバランスの乱れや下着の間違った付け方もバストが垂れてしまう原因となります。

今回は、バストが垂れる原因と解決方法について詳しくご紹介します。

バストが垂れる原因①クーパー靭帯の伸び、切れ

クーパー靭帯とは、乳房内に網の目のように張り巡らされている組織で、大胸筋と乳腺や脂肪を繋いで、バストの形を作る働きを持っています。

クーパー靭帯は、ある程度までは強く伸びても元に戻ることができます。しかし、激しい運動を頻繁に行ったり強い刺激を受けたりすると、切れてしまったり伸びたまま戻らなくなったります。これが、バストが垂れる原因となります。

また、加齢とともに乳腺の発達が衰えてしまうと、皮下脂肪の割合が大きくなり、バストの重みが増すため、クーパー靭帯が伸びてしまい、バストラインの崩れを引き起こします。

さらに、クーパー靭帯が伸びる原因は重力だけでなく、妊娠や出産などによるバストサイズの急激な変化も原因となります。

一度伸びてしまったクーパー靭帯は元に戻すのが難しく、切れてしまった場合は二度と修復しないため、注意が必要です。

バストが垂れる原因②ホルモンバランスの変化

乳腺を発達させ、バストのハリを保つのはエストロゲンという女性ホルモンの働きによるものです。加齢や乱れた生活によってホルモンバランスが崩れると、エストロゲンの分泌が減少し、バストが垂れる原因となります。

バストが垂れる原因③姿勢が悪い

姿勢の悪さもバストが垂れる原因として考えられます。それぞれ見ていきましょう。

■血行が悪くなりバストのハリが失われる
猫背は、胸が圧迫されることで血行が悪化するため、バストが垂れる原因となります。血行不良になると、バストにいくはずの血流が滞り、バストのハリが失われてしまいます。

■大胸筋が衰える
正しい姿勢を心がけると、バストの土台である大胸筋を使うため胸がピンと張りますが、猫背になると、大胸筋が衰えてバストが垂れる原因となってしまいます。猫背がクセづいている方は、意識をして良い姿勢を保つことが大切です。

■乳腺が衰える
姿勢が悪いと血流が悪くなるので乳腺が衰えます。乳腺は、主に母乳を作るための器官ですが、バストの形や大きさを決める役割もあります。そして姿勢の悪さによって、バストまで届くはずだった女性ホルモンが届かず、乳腺が衰え、バストのハリが失われてしまいます。

バストが垂れる原因④間違ったサイズのブラ

ブラジャーのサイズが合っていないとバストが垂れてしまう可能性があります。間違ったブラジャーを長期間着用すると、ブラジャーがバストを支えきれず垂れ乳になる大きな原因となります。

バストが垂れる原因⑤間違った下着のつけ方

下着の付け方を間違えると、下着とバストの位置がどんどんずれてしまい、バストの位置もずれてしまいます。またずれた下着の締め付けによって、バストが潰れてしまい、バストの皮膚や組織を傷めてしまう可能性もあります。

バストが垂れる原因⑥生活習慣

定期的に激しい運動をしている人は、バストを支えるクーパー靭帯にダメージを与えている可能性があります。ランニングなどのバストが揺れる運動や、激しい運動をするときは、バストも大きく動きますよね。そうすると、クーパー靭帯にも影響が出てしまうのです。

短時間の運動であっても、クーパー靭帯へのダメージが蓄積してしまいます。そのため、激しい運動の最中も、バストを守るためにスポーツブラを着用するようにしましょう。

普段付けているブラジャーは、バストを守る機能はあっても、スポーツ時の揺れからバストを守る機能はありません。

バストが垂れる原因⑦体の歪み

体の中心にある骨盤は、体全体を支える大切な土台の役割をしています。「足を組む」などの癖から骨盤が歪むと、血行やリンパの流れが悪くなります。

バストアップのために必要な栄養は血液が運んでいるため、血行不良になることで女性ホルモンがバストに届きにくくなってしまいます。

また、骨盤が歪んで血行不良になると卵巣に十分な栄養が届かなくなり、女性ホルモンを分泌している卵巣の働きも低下します。バストアップのために大切な女性ホルモン「エストロゲン」の分泌がスムーズに行われなくなり、バストダウンを招いてしまうのです。

このように、体の歪みもバストが垂れる原因となります。

▶︎バストが垂れる原因をもっと詳しく

バストが垂れる原因別の対処法

バストが垂れる原因別の対処法①クーパー靭帯の伸び、切れ

 

クーパー靭帯は一度切れてしまうと修復はできませんが、鍛えることは可能です。主に、バストを支える大胸筋や小胸筋を鍛えることで、クーパー靭帯の負担を軽減させる効果が期待できます。

■大胸筋を鍛えるエクササイズ
大胸筋を鍛えるエクササイズとして「合掌のポーズ」が効果的です。隙間時間にでき、簡単にできるエクササイズなため、普段運動をしない方でも気軽にできます。

<合掌のポーズのやり方>
1.バストの前で両手の平を合わせて、肘を張ります。
2.手首に力を入れて、10秒キープします。この時、大胸筋を意識しましょう。
3.その状態のまま、左脇へ手を移動します。ここでも10秒キープします。
4.また中央のバストの前に戻ります。10秒キープします。
5.逆側の右脇へ移動します。10秒キープします。

鏡の前で姿勢を確認しながら行うと効果を高めることができます。

バストが垂れる原因別の対処法②ホルモンバランスの変化

バストを維持するために欠かせない女性ホルモンですが、デリケートで乱れやすいことも特徴の一つです。女性ホルモンは、日常生活の中で起きる様々なことから影響を受けてしまいます。

<女性ホルモンが乱れる原因>
・睡眠不足
・ストレス
・乱れた食生活
・過度なダイエット

これらが原因でホルモンバランスが乱れ、バストだけでなく、生理不順や肌荒れなどの不調も引き起こします。

そのためホルモンバランスを正すためにも、下記のことを心がけましょう。
・良質な睡眠
・バランスの取れた3食を摂取する
・規則正しい生活

バストが垂れる原因別の対処法③姿勢が悪い

 

ツンとした上向きのバストを手に入れるためには、姿勢を改善させることが大切です。特にパソコンやスマホを利用するときは、姿勢を意識するようにしましょう。

まず、猫背を改善させるためには背中のコリをほぐすことが有効です。背中をほぐすことを続けていくうちに、背中に筋肉がつき、無理をしなくても背筋を伸ばせるようになります。

■背中をほぐすストレッチ
初心者の方にもおすすめのストレッチです。

1.仰向けに寝た状態で、片方の膝を曲げて倒します。
2.両手を真横に広げ、顔は曲げた足と反対側に向けます。
3.腰がぐーっとひねられているのを感じながら、左右ゆっくり10秒ずつ数えます。

バストが垂れる原因別の対処法④間違ったサイズのブラ

バストが垂れるのを防ぐ方法として、自分に合ったブラジャーを身に付けることが大切です。

■自分に合うブラジャーの選び方
自分でバストのサイズを測っている方は、サイズの測り方を間違えているかもしれません。正しいバストの測り方についてご紹介します。

まず、バストを測る場所は「トップ」と「アンダー」の2カ所です。
■トップバスト……バストの最も高い位置
■アンダーバスト……バストのすぐ下のライン

正しいバストの測り方
<バストを測る方法①>
上半身が全て映る大きさの鏡の前に立ちましょう。背筋を伸ばしてまっすぐに立ち、姿勢が悪くなったりしていないか確認しながら測ります。

<バストを測る方法②>
深呼吸をして、体から力が抜けた状態でサイズを測ります。この時、体を90度前に倒し、おじぎをした状態でトップバストを測ります。
外向きバストや離れバストの人は、この姿勢をとることで、バストが本来あるべき位置に戻り、正確なサイズを測ることができます。

<バストを測る方法③>
手持ちのブラジャーの中から、パッドの入っていないタイプで一番フィットしていると思われるブラジャーを着けて、その上からトップバストを測ります。

以上3つの方法で測ったトップバストのサイズを比べて、最終的なトップバストのサイズを決めます。

それぞれのサイズにあまり差がなければそのサイズで良いですが、測り方によって差が出ている場合は、大きいほうのブラジャーを選んでください。
アンダーバストはヌードサイズ、トップバストは3つのサイズを比べて一番大きい数値が正しいブラのサイズとなります。

バストが垂れる原因別の対処法⑤間違った下着のつけ方

 

せっかくブラジャーのサイズが合っても着け方が間違っていると意味がありません。正しい下着のつけ方をご紹介します。

正しい下着のつけ方
1. ブラのストラップに両腕を通して肩にかけ、体を前に倒してバストをカップの中に入れます。
2. そのままの姿勢で後ろのホックを留め、左手で左肩のストラップを少し引っ張って浮かせながら、右手で左のバストを優しく引き上げてカップに収めます。
3. 右のバストも同様にしてカップに収めたら、体を起こし、最後に肩のストラップを調整します。
4. 体を左右に動かしたり両腕を上下したりして、食い込みやずれ、違和感がないかチェックできたら完了です。

バストが垂れる原因別の対処法⑥生活習慣

生活習慣を見直すことで血流を促進させてバストのハリを取り戻すことができます。まずは、普段の生活習慣を少しずつ改善させていきましょう。

■食生活を見直す
女性ホルモンの分泌を促進させるために、栄養バランスの摂れた3食を心掛けましょう。特に、女性ホルモンの分泌を促す成分として、大豆イソフラボンや、ビタミンB6・ビタミンEなどのビタミン類が有効です。

・大豆イソフラボン……大豆食品に含まれ、女性ホルモンと同じ働きをします。
・ビタミンB6……エストロゲンの代謝を促します。マグロやカツオなどの魚類に多く含まれる成分です。
・ビタミンE……ホルモン分泌を調整し、抗酸化作用があるため美肌成分としてもおすすめです。ナッツ類に多く含まれています。

極端なダイエットや、栄養の偏った食事を摂り続けることを避け、健康的な食生活でホルモンバランスを整えましょう。

■睡眠の質を高める
上質な睡眠は、ホルモンの分泌と大きく影響しています。特に、女性ホルモンが最も活発に分泌されるのは夜10時~深夜2時の間です。この時間帯に、深い眠りを得られるよう、生活のサイクルを整えると良いでしょう。

バストが垂れる原因別の対処法⑦体の歪み

体の中心にある骨盤は、体全体を支える大切な土台の役割をしているため、体が歪むと血行やリンパの流れが悪くなります。

骨盤が歪んで血行不良になると卵巣に十分な栄養が届かなくなり、女性ホルモンを分泌している卵巣の働きが低下し、バストダウンを招いてしまいます。また骨盤が歪むことで、背骨が曲がり、バストに影響する肩甲骨も歪んでしまいます。

歪みを直す効果的な方法として、整体が挙げられます。一度体が歪んでしまうと、なかなか自分で直すことができません。一度整体に行って、体のどこが歪んでいるか、どうして体のバランスが崩れているのか、診察をしてもらうと良いでしょう。そうすることで、自分の癖が分かり、改善することができます。


バストが垂れる原因についてご紹介しました。バストが垂れないようにするには、規則正しい生活と食生活、大胸筋を鍛えることが大切です。日頃の生活習慣を見直し、バストだけでなく健康のためにも生活習慣を見直してみましょう。

▶︎バストを垂れさせないためには…!?